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SUMI-E DRAWING LESSON

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水墨画の描き方 菊

水墨画 菊 筆法

花びら

- 筆先を平らに、少しだけ先を狭めます。
- 少し濃い薄墨を使います。
- 花芯に近い花びらは、まだ若く元気が良いので、少し力強く描きます。
- 筆を紙に下し、半秒程度待ち、そこから筆を払います。半秒待つことで、花びらの先端の色味を表現します。
- また、平らにした筆先の筆跡が、そのまま花びら先端の丸みを表現します。
- 少しだけ軸を回転させることで、花びらに曲線を付けます。
- ただし、筆の動きは直線で、曲げたりはしません。
- 花芯は、8枚で描きます。
- 軸の回転で、8枚が球体に見えるよう花びらに曲線を付けます。筆を払う方向に注意。
- 全ての花びらが一つの点を目指しているように描きます。
- 外側の花びらは、花芯より長く。花びらの根元は全て中心に。
- 菊の花の形は、横長、ダイヤモンド型に収まるように描きます。

- 一つの葉は、8回で描きます。
- 全て中心から葉の先端へ筆を動かします。
- 最初は、葉の最上部の部分、次に中、最後に最下部の部分。
- 筆を線描の形にし、葉脈を描きます。
- 墨が乾かないうちは、目立ちませんが、乾くと線が浮かび上がります。
- 真ん中の葉脈を最初にいれ、そこから左右の葉脈を描きます。
- 花の近くに、濃い葉を描き、その後薄墨で濃い葉の裏に薄い色の葉を描きます。
- 薄い墨の葉は、濃い葉と重ねたり、離したりして描き、葉の重なりを表現します。